平成24年度より一般社団法人として生まれ変わり、県民の方々に対して精神保健福祉の理解を広げることを目的に活動をしています。

　全国各地にある精神保健福祉協（議）会のなかでも珍しく、当協会は民間団体が運営しており、県民の視点に立った支援や研修を企画・運営をしています。広島県内を代表する関係機関（精神保健福祉に関係する多くの機関）と共に、今の広島県に必要なものを日々検討しながら、支援の輪を広げるための活動に邁進しています。

　皆様の協力を得て、精神保健についての理解を深め、こころの健康を増進し、こころの病を持つ人たちのための福祉のために活動しています。

　①こころの電話、②精神保健研修会の開催と精神保健功労者・団体の表彰、③広島県児童思春期事例検討ワークショップ、④関係機関への助成及び機関誌の発刊、等です。

　当協会の事業はその大半を会費収入によって運営しております。ひとりでも多くの方がご入会下さるようお願い致します。

　あなたのまわりにも、こころの病の治療を受けながら生活している人がいます。今、この人たちが集まり、立ち上がって歩み始めています。今後、社会の中でともに助け合い、励ましあいながら生活していくには、地域、職場での正しい理解による協力や援助が必要です。あなたの優しいまなざしと暖かい手を差し伸べてあげてください。支援の輪が広がることを願っております。

こころも体も健康で、初めて本当に健康だと言えます。こころの健康を大切にするという考え方のことをメンタルヘルスともいい、

「こころの健康にかかわる様々な取組み」のことを指します。

取組みには、こころの病気の治療やこころの病気を防ぐための予防活動、それからこころの健康を保つための維持活動等があります。

普段何気なくしているジョギングや食事の栄養のバランスについて気に掛けるといったことも精神保健の取組みの側面でもあります。

ストレス社会と言われるようになった複雑な現代社会で生きづらさを感じる方が増えている中で、「うつ」や「ノイローゼ」「アルコール依存症」「心身症」「不登校」「ひきこもり」・・・・満たされない心は様々な「病」や「社会不適応や摩擦」となってあらわれてきます。

体の健康と同じように、今日から一緒にこころの健康についても考えてみましょう。

病院やお住まいの市町の相談窓口、相談支援センターなど、身近なところのにも相談先がたくさんあります。

令和6年6月27日現在（敬称略）